仮想通貨・ビットコイン買ってみたいけど、「危険すぎる」って周りに言われるんだよな。確かに損した話を聞くとそう感じるけど、儲かった人もいるしな。実際はどうなのか知りたいな。
仮想通貨は知識があれば危険ではありません。詳しく解説します。
✅本記事の内容
仮想通貨は危険すぎると言われる理由3つを解説
✅本記事の信頼性
仮想通貨歴5年
手取り16万円から資産7桁突破
仮想通貨は危険すぎると言われて、投資しようか迷っていませんか。
確かに、ビットコインを含めた仮想通貨で「お金を失って借金できた」というような話を聞くと、「危険だから手を出すのやめておこう」となってしまうでしょう。
けれども、お金が増えて若くして億万長者になっている人がいるのも事実で、危険と言っている人はむしろ仮想通貨のことをあまり知らない人だったりします。
ということでこの記事では、仮想通貨が危険すぎると言われる理由3つを解説していきます。
この記事を読むことで、ビットコイン含めた仮想通貨に対するイメージが180度変わるでしょう。
それではいきましょう。
仮想通貨は危険すぎると言われる理由3つを解説
こちらのとおり。
- 実体なし
- 価格上下が激しい
- 詐欺やハッキング被害
上記の3つが原因で仮想通貨はどうしても危険すぎると言われてしまいます。
しかし、理解して対応すれば危険すぎることはないのです。
1つずつ解説します。
理由①:実体なし
ビットコインを含めた仮想通貨には現金のように実体がないので、怪しく感じてしまいます。
これは仕方がないことで、手元に実物がないのに「儲かった」とか聞くと怪しく感じるのは当然。
ビットコインは全てデジタルなので、スマホやパソコンなどの電子機器を使って取引するしかありません。
なので、実物のものかそうでないものか、どちらが信用できるかと言われれば間違いなく、実物の方と答える人が多いでしょう。
でも最近は、電子マネーも増えてきているので、ビットコインのイメージが理解しにくくはないはず。
むしろ世界共通で使える電子マネーぐらいのイメージでも最初は問題なしです。
とはいえ、現金のように手元にあるわけでなく実体がないので、どうしても怪しく感じてしまいます。
理由➁:価格上下が激しい
いわゆるボラティリティと言われるものですが、価格の上下が激しいので、テキトーに考えずに買うと損をしやすいからです。
仮想通貨は1日で倍になったりすることもあれば、半分になることもあります。このように値動きが激しいので、危険と言われます。
下の画像がビットコイン1年分のチャートです。
画像の値動きをまとめるとこのとおり。
- 2021/8月 →約400万円
- 2021/11月 →約770万円
- 2022/7月 →約300万円
かなり価格が激しく上下しているのがわかるかと思います。
しかもビットコイン1枚あたりの金額がサラリーマンの年収ほどとかなり高額。
だから余計に金額が大きく動くように感じられるでしょう。
ここまで金額が動くのは仮想通貨の特徴なので、どうしてもビットコインなどを買ったことがない人からすれば、危険に思えるのは納得です。
理由➂:詐欺やハッキング被害
ビットコインが普及したとはいえ、詳しく知らない人が多いのでそれを悪用され被害にあうのです。
もちろんビットコイン自体には詐欺はなく安全、しかしうまく利用して詐欺の道具にしたり、取引所のシステムをハッキングして仮想通貨を勝手に送金する被害があります。
仮想通貨でよくある詐欺は「〇〇に投資すれば儲かるよ」みたいな話です。
もちろん友達が好意で、本当にビットコインを勧めてくれている場合もあります。しかし、このような儲け話は詐欺であることが多く、騙されて被害に合う方でてきてしまいます。
またハッキングに関しても、ビットコインのシステムをハッキングされるというよりは、それを管理している人をハッキングして流出させる形です。
微妙に違うのでわかりにくいのですが、要はビットコイン自体はハッキングされないということ。
簡単にいうと、資産を預けている取引所のシステムをハッキングして、勝手にビットコインを送金させるイメージです。
このように、詐欺もハッキングも扱っている人の対策知識が乏しいことが原因で起こることが大半。
しかし、世間では仮想通貨について詳しく知っている人の方が少ない。
きちんと知識をつけていけば、詐欺やハッキングにあうことはありません。
実際に僕もビットコインFXを利用した儲け話を紹介されてたことがありました。
けれど、ビットコイン・仮想通貨の知識があったのですぐに詐欺の一種である、ポンジスキームだと判断でき被害にあわずに済んだのです。
このように仮想通貨で悪事を働く人がいる。だから、ビットコインや仮想通貨をつかった詐欺やハッキング被害があると、仮想通貨=危ないという認識になってしまうのです。
「仮想通貨・ビットコインが危険すぎる」は実は勘違い
ここまでは仮想通貨・ビットコインが危険すぎると言われる理由を解説しましたが、ビットコインを把握すると実はそれが勘違いなのがわかるのです。
理由はこのとおり。
- 非中央集権
- セキュリティが高い
- 実体ないから襲われない
仮想通貨は種類が星の数ほどあるので、正直いうと詐欺プロジェクトもあります。
ただ、仮想通貨の元祖であるビットコインは実は危険ではなく安全な金融システムを構築したのです。
サクッと解説していきます。
なお、より詳しく知りたいかたはビットコインとは?仕組みを超初心者向けに解説で説明しているので、ぜひご覧ください。
勘違い①:非中央集権
管理者がおらず、みんなで管理するシステムなので、不正ができない。
これがビットコインの大きな特徴でして、不正をしようと思っても取引を承認する人全員が許可しないと不正できません。
だから誰か1人がビットコイン取引を不正に改ざんして、悪いことをしようと思っても、記録を書き換えることができないのです。
要はあなた1人では、どうしようもできないシステムなので、悪さができないというわけ。
勘違い➁:セキュリティが高い
基本的に取引の不正をするなら、誰にもバレずに行うことになります。しかしビットコインはブロックチェーンという技術のおかげで、取引内容すべてが丸見えなので、悪事を隠すことができないのです。
ブロックチェーンは取引を記録しているブロックを鎖状につなぐシステムのことですが、この取引記録を改ざんするには、全て遡らないとできません。だから実質不可能であり、セキュリティが高いのです。
ハッキング被害でビットコインが流出した事件は過去にありましたが、これはビットコインを預かっている取引所のセキュリティが甘かったから。
ビットコインのシステムを攻略されたわけではありません。
つまり扱う人の管理技術の問題で、ビットコイン自体のセキュリティはかなり高く安全。
だからこそ、ビットコインが危険と言われるのは勘違いなのです。
勘違い➂:実体ないから襲われない
デジタルデータしかないので、強盗や車上荒らしのような被害にあいません。
現金の場合は、銀行強盗をして現金を奪えますし、車を破壊してカバンからお金を盗むだったり、現禁輸送車を襲うなんてことも起きてしまいます。しかしビットコインはデジタルなので、その心配がありません。
日本はあまりこういった事件は身近に起きないですが、治安が悪い国であれば起こりやすい。
しかしそういった国でも、奪う実物がなければ意味がありませんよね。
仮に保存している端末を奪われたとしても、パスワードがわからなければ復元できないので奪っても無意味。
奪われた側は別の新しい端末でパスワードを入れて復元すれば、資産はそこにあるのです。
このように実世界で襲われるリスクがなくなるので、かなり安全。
ビットコインは危険ではないからこそ、国の通貨として採用
エルサルバドルが法定通貨としてビットコインを採用しました。
他の国でもビットコインを法定通貨にする流れは続いていますが、自国の通貨が強くないのが原因です。
上記がコインデスクジャパンの記事ツイートで、エルサルバドルが法定通貨にビットコインを採用したのがわかります。
日本にいてると日本円が強いので、あまり実感はわかないかもですが、経済が不安定な国だとその国の通貨を持っていることが不安。
急にお金の価値がなくなるハイパーインフレになることもあります。
せっかくのあなたの資産が一瞬で無価値になるのですから、他の通貨に避難させておこうとなるわけです。
決済手段としても使えますし、海外送金もカンタン。
ビットコインは口座を持たない人でもお金を扱いやすくなった革命なのです。
だからこそ国の法定通貨として採用する流れは今後も強まると予想されます。
仮にこのビットコインが怪しい詐欺だったら、国の法定通貨には絶対に採用されません。
だからこそ、ビットコインは危ないと言われるのは勘違いなのです。
仮想通貨で意識すべきポイント3つ
損しないための意識すべきポイントはこのとおり。
- 余剰資金で取引
- 複数回で購入する
- 考えをもつ
上記のとおりで、この3つのポイントを守っていれば損する可能性はグッと減ります。
ビットコイン自体が危険ではないとはいえ、テキトーに仮想通貨を購入してたら資産をなくす危険はあります。だからしっかりポイントを把握しておくのが重要。
1つずつ詳しくいきましょう。
ポイント①:余剰資金で取引
必要なお金を投資するのはダメです。
例えば、退職金や生活費など。
「ビットコインは上がると聞いたから、全部突っ込んで大金持ちや」という考えで投資する人がいますが、これをするのは超危険。
儲かるよりも損する可能性の方が高いです。
そして「生活できなくなりどうしようもなくなった」というようなパターン。
ビットコインの価格が上がるといっても、短期的には下落することもあります。だけど、必要なお金を投じるのは投資ではなくギャンブル。
博打でお金を儲けようと考えるのと同じなのです。
だから、ビットコインの価格がどう動いても大丈夫な余剰資金で投資するのが大事。
投資して生活ができなくなるのは絶対ダメ。
ポイント②:複数回で購入する
資金を1度ではなく、複数回に分けることで利益を得やすくなります。
これはドルコスト平均法と言われる投資手法の1つで、複数回に分けて購入すると平均価格で購入することになります。その結果、利益が出しやすくなるのです。
上の画像が複数回に分けて購入することを説明した、画像になります。
たとえば、100万円でビットコインを購入する場合。
1度で100万円を使ってしまうと、購入したところから価格が落ちるとすぐに含み損になります。
けれども25万円ずつの4回に分けたとして、1回目の価格から下落しても買い増しすれば取得単価は下がる。
だからどこかで高値の時点で掴んでしまっても、取得単価が平均化されるので利益が出やすくなるのです。
価格変動があるビットコインを購入するとそこから下落する可能性も十分にあるので、1度よりも複数回に分けて購入する方が損しにくいのです。
取得単価を下げられると利益出しやすくなります。
ポイント③:考えを持つ
自分でどうすべきか判断できないから、損する行動を取りやすいのです。
例えば、ビットコインを購入後に下落してしまった場合。
あなたの考えではビットコインはまた高値を更新すると考えていたら、下落してとしても売らないですし、むしろ買い増すはず。
だけど考えがなかったら、Twitterでの皆の行動を真似したり、下落したからダメだと思って売ってしまったりする。
これではいつまで経っても儲けることなんかできませんよね。
だからあなた自身の考えをもって投資をしなければいけないのです。
仮想通貨は他人の真似で儲けられるほど甘くありません。
きちんと自分で管理すれば危険ではない
ハッキングや取引所からの流出など資産がなくなる危険はあります。
ですが、コールドウォレットを活用して管理さえしていれば問題ありません。
コールドウォレットとは、仮想通貨をオフラインで保管する製品で、ハッキングされることなく安全に資産を管理できます。
自分で管理せず取引所に置きっ放しにしていると、ハッキングされて盗まれたり、倒産したりすると資産がなくなることもあります。
直近で起こった大きな事件としてはFTXの破産。
世界で2番目に大きい取引所が破産したころにより、出金停止など影響が広がっています。
まだ出金できてはいませんが、取引所ではなくコールドウォレットで保管していれば、こういった自体も避けられます。
なので、きちんと管理すれば盗難や出金停止などの影響を受けることはありません。
おすすめのコールドウォレット
【レジャーナノ】がおすすめです。
僕は5年年ほどレジャーナノを使用していますが、もちろん盗難されたことはありません。
使うのも簡単で送金するだけ。
操作するときは本体と画面でパスワードを入力するのでかなり安全です。
しかも価格も1万円ほどと手に取りやすい金額なので、持ってない方はサクッと購入しておくことをおすすめします。
レジャーナノの詳しいレビューは別記事の【仮想通貨】レジャーナノ(Ledger nano)ウォレットのレビューで解説しています。
レジャーがあるだけで安心感が違います。
ビットコインの今後の価格について
2030年頃に1BTC=1億円とも言われてます。
正直ここまで上昇するかは神のみぞ知るですが、高値を更新していく可能性は十分考えられます。
というのも希少性がとても高いから。
ビットコインは2100万枚しか発行されない仕組みなのですが、年々需要が増加しているので、供給量よりも需要の方が大きくなると考えられます。
つまり、欲しくても簡単に手に入らない状態になっていくと考えられ、その結果価格がどんどん上がると見込まれます。
したがって、0.1BTCのような少しの枚数でもビットコインを手に入れておくことは重要です。
詳しいビットコイン価格の今後については【まだ遅くない】ビットコインは将来1億円超え!?【予測される理由3つ解説】で解説しています。
希少価値が高まるから少しでも集めるのがおすすめ。
とはいえ、1枚の価格が高いビットコインですが、どのように集めればいいか僕の経験を元に解説します。
僕が実際にやった仮想通貨投資方法
月2万円程度を積立投資です。これで7桁の利益を出しました。
これなら価格変動も気になりませんし、すこしずつでも枚数を集められます。
積立することで、短期的な価格変動は気にならないです。
特にビットコインのように、価格変動が大きい場合では1日に20%上がったり、逆に50%下がるので、短期的に価格を気にしすぎると消耗します。
だからこそ、月2万円程度を積立することで、少しずつ集め、価格が上がったタイミングで売ることを考えればいいのです。
投資を始めたばかりの初心者だと、なおさら価格に惑わされやすいので、気にならないのはメリットといえます。
買い増しし続けるだけなので、誰でもできるのも嬉しいポイントです。
>>【実体験】仮想通貨の投資で手取り16万円から資産7ケタ突破した方法
まずは少額からビットコインを買ってみよう
危険ではないのが理解できたと思いますが、さすがに1枚は高額なので購入するのに抵抗があるかもです。
そういう人はまずは少額でもいいので購入してみるのが最適解。
1000円程度から購入できるので、実は取引を開始するハードルはそこまで高くありません。
少額でも購入することで、ビットコインがどういったものかリスクを抑えて理解ができます。
そこから購入する金額を増やせば別に問題なし。
これから購入したいという人は、まずは取引所で口座開設が必須なので、サクッと開設だけでもしておきましょう。
おすすめの取引所は【厳選】仮想通貨の取引所のおすすめ3つ【知らずに使うと損します】でまとめていますのでどうぞ。
仮想通貨は危険すぎると言われる理由3つを解説:まとめ
仮想通貨は危険すぎると言われる理由を、再度まとめると下記の3つ。
- 実体なし
- 価格上下が激しい
- 詐欺やハッキング被害
上記の3つのことが原因で危険すぎると言われる。
けれども、ビットコインについて理解が浅いのが原因で危険な状況になることが多い。
しっかり理解して取引していれば、実はビットコインが危険なものでないのは納得できるでしょう。
まずは少額からでもいいので、取引すると理解も深めやすいです。
✅記事内紹介リスト